ネクタイの洗い方(4社の手洗い・洗濯機・干し方・アイロンの違い)

ネクタイを家で洗えるかの見分け方、手洗いの手順、干し方、アイロン、汚した時の対処、クリーニングに出す目安を、スーツのブランド・洗剤メーカー・家電メーカーの案内で確かめられます。

公式ページの確認日 2026-09-30

結論

  1. 洗えるかは洗濯表示と素材で決まり、シルクは4社とも家での洗濯を勧めていない。AOKI・ONLY・ハイアールは、洗濯表示で水洗いできないものはクリーニングへ、としています。P&G のマイレピの記事は、市場のネクタイの約9割はシルクで、家で洗えるのはポリエステル・綿、としています。シルクは、ONLY・ハイアールが家で洗わない、AOKI が基本的に避ける(無理をせず部分洗いにとどめる)、P&G のマイレピの記事がクリーニング店でないと洗濯が難しい、としています。
  2. 洗うなら手洗い。洗濯機は ONLY が使わない、ハイアールは洗わない方がよい、AOKI は例外的な手段。AOKI・P&G のマイレピ・ハイアールは、洗う前に目立たない所で色落ちを確かめます。AOKI・ONLY・ハイアールは中性洗剤やおしゃれ着用の洗剤で押し洗い、P&G のマイレピの記事は40℃のお湯で洗濯ネットに入れて桶の中で上下させ、最後に柔軟剤ですすぎます。
  3. 干し方は分かれる。AOKI と P&G のマイレピの記事は平干し、ONLY とハイアールはハンガーで陰干し。AOKI は濡れたまま吊るすと自重で伸びる、P&G のマイレピの記事はハンガーに干すと跡が残ることがある、としています。アイロンは4社ともあて布を使います。

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AOKI・ONLY・P&G マイレピ・ハイアールのネクタイの洗い方

スーツのブランド(2026年のコラム)

AOKI

洗えるか
桶に×の表示は、基本はクリーニング。シルクは家での洗濯を基本的に避け(手洗い可の表示でも色落ち・型崩れに注意)、ウールも基本はクリーニング。ポリエステルは水洗いできるものが多い
洗う前
剣先の裏側などに中性洗剤を薄めた液をつけ、白い布を押し当てる。色が移ったら家で洗わない
手洗い
ぬるま湯に中性洗剤。折りたたんで浸し、押し洗い(こする・もむは避ける)。水を替えてすすぎ、短時間で済ませる
洗濯機
家庭洗濯できる表示でも注意が要る。使うなら洗濯ネット、弱水流か短時間のコース、脱水は最小限。型崩れ・シワが出やすく例外的な手段で、基本は手洗い
水の取り方・干し方
絞らず、タオル2枚で挟んで押す。濡れたまま吊るすと自重で伸びるので、タオルの上に平干し。直射日光・高温を避ける
アイロン
完全に乾いてから、低〜中温のスチームアイロンを少し浮かせて当てる。あて布でテカリを防ぐ
汚したら
付いた直後の軽い汚れは、乾いた布やティッシュで押さえて吸い取る(水洗い不可のものでも)。残れば固く絞ったタオルで外側から中心へ軽くたたく。こすらない。落ちなければクリーニング
普段・しまい方
使ったら吊るして半日から1日休ませる。しまう時は吊るすか、剣先からゆるく丸める。湿気と日光を避ける。月1回程度、ブラッシングと必要に応じてスチーム
公式資料の原文(46か所)
  • 「一方、桶にバツ印が付いている場合は、水洗い自体ができません。」
  • 「この場合、家庭での洗濯は避け、基本的にはクリーニングが推奨されます。」
  • 「シルク素材は、水や摩擦に弱く、風合いや光沢が変化しやすいため、自宅での洗濯は基本的に避けたほうが安心です。」
  • 「洗濯表示で手洗い可能となっている場合でも、色落ちや型崩れのリスクがある点には、十分に注意が必要です。」
  • 「ポリエステル素材のネクタイは、ほかの素材よりも頑丈であり、水洗いに対応しているものも多く見られます。」
  • 「ウール素材には、縮みやすく、水分を含むと形が変わりやすい特徴があります。」
  • 「そのため、 洗濯表示に従い、基本的にはクリーニングを選ぶほうが無難です。」
  • 「色落ちテストは目立たない部分で行い、剣先の裏側や結び目の内側などに、中性洗剤を薄めた液を少量つけます。」
  • 「その上から白い布やティッシュを軽く押し当て、色が移らないかを確認します。」
  • 「色移りが見られた場合は、自宅での洗濯を避けたほうが安心です。」
  • 「まずは、洗面器やボウルにぬるま湯を張り、中性洗剤を適量溶かしましょう。」
  • 「ネクタイは細長いため、折りたたんでから浸すと扱いやすくなります。」
  • 「洗い方の基本は「押し洗い」で、ネクタイを水の中で押す・離すという動作を繰り返し、汚れを浮かせます。」
  • 「強めにこすったり、もみ洗いをしたりすると、生地の表面が傷みやすくなるため避けましょう。」
  • 「洗い終えたら、水を替えてやさしくすすぎ、洗剤が残らないようにします。」
  • 「このとき、短時間で済ませることが、生地への負担を抑えるポイントです。」
  • 「洗濯表示で家庭洗濯が可能なネクタイでも、洗濯機の使用には注意が必要です。」
  • 「洗濯機を使う場合は、必ず洗濯ネットに入れ、弱水流や短時間コースを選びます。」
  • 「脱水も最小限に設定し、長時間回さないことがポイントです。」
  • 「ただし、手洗いに比べると、型崩れやシワのリスクは高くなります。」
  • 「仕上がりを重視する場合は、洗濯機は例外的な手段と考え、基本は手洗いを選ぶほうが安心です。」
  • 「絞る行為は型崩れの原因となるため、必ず避けるようにしましょう。」
  • 「まずは、清潔なタオルの上にネクタイを広げ、上からもう一枚タオルを重ねます。」
  • 「その状態で軽く押し、水分をタオルに移すと、生地に余計な負担をかけずに水分を除去できます。」
  • 「濡れた状態で吊るすと、自重によって生地が伸びやすく、剣先や幅に歪みが出る原因となります。」
  • 「乾燥方法は平干しが正しく、平らな場所に清潔なタオルを敷き、その上にネクタイをまっすぐ置きます。」
  • 「また、直射日光や高温を避け、風通しのよい場所で自然乾燥させましょう。」
  • 「乾燥後にシワが残る場合は、低温設定のスチームアイロンで整えます。」
  • 「ネクタイは熱に弱い素材が多いため、低〜中温を目安として、高温設定は避けてください。」
  • 「アイロンは生地に押し付けず、少し浮かせ気味に蒸気を当てるのが基本です。」
  • 「完全に乾いてから行うことで、水ジミやムラを防ぎやすくなります。」
  • 「ネクタイに直接アイロンを当てると、表面が光ってしまうことがあります。」
  • 「これを防ぐために、あて布を使用しましょう。」
  • 「洗濯表示で水洗い不可とされているネクタイでも、軽い汚れであれば自宅で対処できる場合があります。」
  • 「例えば、食べこぼしなどで表面に汚れが付いた直後であれば、乾いた布やティッシュで軽く押さえ、汚れを吸い取ります。」
  • 「それでも汚れが残る場合は、濡らして固く絞ったタオルを用意し、外側から中心に向かって軽くたたきましょう。」
  • 「こすってしまうと繊維が傷みやすいため、あくまで押さえる程度が基本です。」
  • 「また、水分を与えすぎないことも重要で、シミを放置すると、生地に定着して落ちにくくなる可能性があります。」
  • 「汚れたら早めに対処し、それでも気になる場合は無理をせず、クリーニングを検討することがネクタイを長く使うためのポイントです。」
  • 「帰宅後、ネクタイをほどいたら、結び目部分を軽く整えた上で吊るします。」
  • 「半日から一日ほど休ませることで、繊維に残った湿気が抜け、シワが落ち着きやすくなります。」
  • 「丸めて収納する場合は、剣先からゆるく巻き、芯地を折らないように注意します。」
  • 「複数本をまとめて掛けると、重なり部分に折れが出やすくなるため、間隔を空けることが望ましいです。」
  • 「ネクタイの保管場所は、湿気と日光を避けることが基本です。」
  • 「目安として、月に1回程度のケアを取り入れると安心です。」
  • 「軽くブラッシングをして表面のほこりを落とし、必要に応じてスチームを当てましょう。」

AOKI ネクタイの洗濯は自宅でできる?失敗しない手洗いと乾かし方のコツ(コラム、2026年3月11日)

スーツのブランド(2020年の記事)

ONLY

洗えるか
シルクは家で洗わない(伸び・よれ・毛羽立ちなど)。「洗濯不可」の表示ならクリーニング。洗えるネクタイは安価なポリエステルに多い
手洗い
おしゃれ着用の中性洗剤を少量。軽く折って5分浸け、押し洗い(もむ・こするは避ける)。水を替えてすすぎ、洗剤を残さない
洗濯機
洗濯できるネクタイでも、洗濯機は刺激が強すぎる(よれ・しわが戻らなくなるおそれ)。必ず手洗い
水の取り方・干し方
やわらかい布の上で押しながら水を切り、ハンガーに掛けて陰干し。しわは無理に伸ばさない
アイロン
ある程度乾いたら、あて布をして裏側からスチームで少しずつ。高温にせず、強く押しつけない
普段・しまい方
帰ったら専用のハンガーで陰干し。柔らかい洋服ブラシで首元から(できれば毎日)。吊るしたまま保管し、畳まない・引き出しに入れない。2、3日置きにローテーション
公式資料の原文(28か所)
  • 「シルクのネクタイを自宅で洗濯するのは絶対NGです。」
  • 「シルクは自宅でどんなに丁寧な洗濯をしても、生地が伸びたりよれたり、ネクタイの膨らみがなくなったりする可能性があります。」
  • 「また、シルク生地は非常に繊細なので「毛羽立ち」という現象が起こりやすい特徴があります。」
  • 「洗濯可能かどうかを見分けるとき、もっとも手っ取り早い方法はタグの洗濯表示を見ることです。」
  • 「ネクタイのタグに「洗濯不可」の表示があるなら必ずクリーニングへ出しましょう。」
  • 「洗濯できるネクタイは安価なポリエステルタイプに多い傾向があります。」
  • 「ネクタイを洗う際にはたらいにおしゃれ着洗い用の中性洗剤を少量入れて、洗濯水を作ります。」
  • 「たらいに入るようにネクタイを軽く折って洗濯水に入れ、5分待ちましょう。」
  • 「その後、洗濯水の中でネクタイをやさしく押し洗いしていきます。」
  • 「水を変えながらすすぐのがコツです。」
  • 「洗う段階での注意点としては、ネクタイをもんだりこすったりしないことです。」
  • 「洗剤がネクタイに残っていると、しわやよれの原因になります。」
  • 「洗濯OKなネクタイとはいえ、洗濯機で洗うのは刺激が強すぎます。」
  • 「よれやしわが戻らなくなる可能性があるので、必ず手洗いを心がけるようにしましょう。」
  • 「やわらかい布の上にネクタイを乗せ、生地が傷まないよう慎重に押しながら水を切りましょう。」
  • 「タオルドライしたら、ネクタイをハンガーにかけ、陰干しして乾燥させます。」
  • 「このときも無理にしわを伸ばすのは厳禁です。」
  • 「ある程度乾いたらアイロンがけに移ります。」
  • 「直接アイロンをかけるとネクタイがぺたんこになってしまうのでNGです。」
  • 「あて布をしてネクタイの裏側からスチームで少しずつしわを伸ばしていくのがコツです。」
  • 「ネクタイのアイロンがけでは高温に設定しないよう気をつけましょう。」
  • 「また、アイロンを強く押しつけるとネクタイが平坦になり、見映えが悪くなります。」
  • 「まず、家に帰ったらネクタイをハンガーにかけて陰干しする習慣を徹底します。」
  • 「市販のハンガーにかけているとネクタイが型崩れを起こすので、専用のハンガーを使うのがおすすめです。」
  • 「洋服用の毛の柔らかいブラシで首元からブラッシングするのが基本です。」
  • 「ネクタイは汚れが避けられないアイテムなので、できればブラッシングは毎日行いたいところです。」
  • 「保管はハンガーに吊るしたままで、折りたたんだり引き出しに入れたりしないようにしましょう。」
  • 「なお、2、3日置きに複数のネクタイをローテーションするとネクタイのダメージは軽くなります。」

ONLY ネクタイの洗濯はOKかNGか… 洗濯できるネクタイとは?(スーツTips、2020年7月13日)

洗剤メーカーの情報サイト(2024年の記事)

P&G マイレピ(クリーニング店の監修記事)

洗えるか
市場のネクタイの約9割はシルクで、ほとんどは家洗いに不向き。家で洗えるのはポリエステル・綿。シルク・リネン(麻)・ウールはクリーニング店でないと洗濯が難しい。ざっくり編んだものも家洗いに向かない
洗う前
泡立てた洗剤を目立たない所につけ、色落ちや縮みが出ないか確かめる
手洗い
40℃のお湯に中性洗剤を泡立て、洗濯ネットに入れて桶の中で上下させ、手早く洗う。お湯を替えてすすぎ、柔軟剤を入れて再度すすぐ
洗濯機
洗濯機ではなく手洗いをすすめる(中の芯がよれないように)。脱水機も傷みの原因
水の取り方・干し方
バスタオルで挟んで軽く叩くか巻いて吸い取る(強く絞らない)。ハンガーは跡が残ることがあるので、平置きネットで陰干し。乾燥機は使わない
アイロン
乾いたら、低温(130~140℃)のアイロンとあて布で形を整える
汚したら
濡れたタオルやティッシュで強く押し付けない(シミが奥に入る)。乾いたティッシュなどで表面の汚れを取る・吸わせる程度にし、帰宅後すぐ洗うかクリーニング店へ。おしぼりは色が抜けるおそれ
普段・しまい方
やわらかいシルク用のブラシでブラッシング。衣類用の防水スプレーで汚れを防ぐ。直射日光を避け通気性の良い場所に。クリーニング後のビニールはつけっぱなしにしない
公式資料の原文(38か所)
  • 「市場に出回っているネクタイの約9割はシルクが使われています。」
  • 「ネクタイのほとんどは自宅洗いに不向きであると言えます。」
  • 「自宅で洗える素材」
  • 「縮みや型崩れが起きにくく、繰り返し洗濯しても劣化が少ないことも特徴の1つです。」
  • 「水に強く耐久性が高い素材なので、ご自宅でも洗濯ができます。」
  • 「クリーニング店でないと洗濯が難しい素材」
  • 「色泣きや毛羽立ち、縮みといった様々なトラブルが起こりやすい素材です。」
  • 「そのため洗濯するとのりが取れてしわが目立つ場合があります。」
  • 「水洗いすることで、大きな縮みにつながります。」
  • 「綿やウールに多いざっくりと編まれたネクタイも自宅での洗濯には向きません。」
  • 「まず桶に40度のお湯と中性洗剤を入れ、泡立てましょう。」
  • 「原液は濃すぎるため①で泡立てた洗剤をネクタイの目立たない部分につけてみましょう。」
  • 「洗剤をつけた箇所に色落ちや縮みなどの異常が出ないかしっかり確認してくださいね。」
  • 「洗う際は、洗濯ネットに入れて縫い目のほどけや摩擦を防ぎましょう。」
  • 「洗濯ネットの端を持ち桶の中で上下させながら、じゃぶじゃぶと洗ってください。」
  • 「ポイントは時間をかけずに手早く洗うこと。」
  • 「汚れが落ちたと感じたら、お湯を取り替えて洗剤が取れるまですすぎましょう。」
  • 「洗剤が落ちたら桶の中に柔軟剤を入れます。」
  • 「ネクタイに柔軟剤を充分に浸透させてから再度すすいでください。」
  • 「ネクタイは洗濯機ではなく手洗いすることをおすすめします。」
  • 「ネクタイの内部には型崩れしないように芯が入れられており、この芯がよれないように洗うことが大切だからです。」
  • 「また、脱水機を使用することも傷みの原因となるためやめましょう。」
  • 「バスタオルでネクタイを挟んだ状態で軽く叩くか、バスタオルの上に置きクルクル巻いて包むなどして水分を吸い取りましょう。」
  • 「この際、雑巾のように強く絞ったり、ゴシゴシと拭いたりしないようにしてください。」
  • 「ハンガーに干すと跡が残ることがあるため、平置きネットを使い風通しの良い場所で陰干ししてください。」
  • 「乾燥機などは使わず、自然乾燥させることをおすすめします。」
  • 「ネクタイが乾いたら低温(130~140度)に温めたアイロンとあて布を使って、シワを伸ばしながら形を整えましょう。」
  • 「そんな時にやりがちなのが、汚れを落とそうと濡れたタオルやティッシュで強く押し付けてしまうこと。」
  • 「その理由は叩いたことで、シミを奥に入れてしまったから。」
  • 「色素定着となってしまうと、クリーニング店でも汚れを落とし切ることが困難なのだとか。」
  • 「汚してしまった場合は、慌てず表面の汚れを乾いたティッシュなどで取ったり吸わせたりする程度にとどめ、帰宅後すぐに洗濯するかクリーニング店に持ち込んでください。」
  • 「特におしぼりには、殺菌のために塩素漂白剤が薄めて使われているので色が抜けてしまう恐れがあるので、注意しましょう。」
  • 「普段のお手入れ方法は、ブラッシングがおすすめです。」
  • 「乾いた状態で毛足の長いやわらかいシルク用のブラシを使用しましょう。」
  • 「あらかじめネクタイに衣類用の防水スプレーをかけておくことで、万が一、ネクタイに何かがかかった場合にもさっと汚れが落ちることもあります。」
  • 「ネクタイは直射日光を避け、通気性の良い場所で保管するようにしてください。」
  • 「特にシルクは熱に弱いため、ファンヒーターなどの近くに置かないように気をつけましょう。」
  • 「クリーニングに出した後、ほこりがつかないようにとビニールをつけっぱなしにするのも良くありません。」

P&G マイレピ ネクタイの正しい洗濯方法とは?クリーニングか迷ったときの見極め方も解説(2024年1月9日、クリーニングミハシ代表 武内亮一さん監修)

家電メーカーの暮らしの記事(2024年)

ハイアール

洗えるか
シルクは水に弱く、家で洗わない。洗濯表示に洗濯機か手洗いのマークがあれば家で洗え、水洗い不可ならクリーニング
洗う前
洗う時の洗剤を白いタオルにつけ、目立たない所に軽く当てる。タオルに色が付けば水洗いは避ける
手洗い
おしゃれ着用の洗剤とぬるま湯。全体を5分ほどつけ置きして軽くゆする(汚れがひどくても押し洗い)。こする・たたくは避ける。数回水を替えてすすぐ
洗濯機
水洗いできても、洗濯機では洗わない方がよい(ネットに入れても刺激が強く、よれ・シワのおそれ)。洗濯機で洗えるネクタイも、できれば手洗い
水の取り方・干し方
タオルに挟んで軽く押す(絞らない)。ハンガーに掛けて陰干し。直射日光は色落ちの原因
アイロン
直接当てない(表面が溶ける・芯地を傷めるおそれ)。あて布をして、プレスせずスチームで。温度は洗濯表示で確かめる
普段・しまい方
外したら丸めて引き出しにしまわず、専用のハンガーで陰干し。汚れが気になれば洋服用のブラシで首元から。3~4本をローテーション
公式資料の原文(26か所)
  • 「シルクは水に弱いため、絶対に洗濯してはいけません。」
  • 「洗濯機で洗える、または手洗いで洗えるマークがあれば、自宅で洗濯可能です。」
  • 「水洗い不可の場合は、クリーニングに出しましょう。」
  • 「洗濯をする前に、洗濯で使用する洗剤を白いタオルにつけて、ネクタイの目立たないところに軽くつけてみてください。」
  • 「タオルにネクタイの色がつく場合は、色落ちする可能性が高いため、水洗いは避けた方がいいでしょう。」
  • 「また、洗剤はおしゃれ着用の洗剤を使うといいでしょう。」
  • 「1.ネクタイが入る大きさの洗面器やバケツなどの容器に、洗剤とぬるま湯を入れよく混ぜます。」
  • 「2.ネクタイ全体を浸し、5分ほどつけ置きをしたあとに、軽くゆすります。汚れがひどいときでも押し洗いにしましょう。」
  • 「強くこすって摩擦を起こしたり、パンパンとたたいたり、繊維を傷つけることをしてはいけません。」
  • 「3.数回水を入れ替えて、すすいでいきます。洗剤が残らないように注意しましょう。」
  • 「ネクタイは水洗い可能でも、洗濯機では洗わない方がいいでしょう。」
  • 「ネクタイを洗濯ネットに入れても、洗濯機では刺激が強すぎるため、よれたりシワになったりする可能性が高いです。」
  • 「洗濯機で洗うことができるネクタイも、できれば手洗いをした方が傷みにくいですよ。」
  • 「4.水気を切ってタオルドライをします。タオルの間にネクタイを挟み軽く押します。」
  • 「水気が多いからといって雑巾のように絞ったり、ゴシゴシと拭いたりしてはいけません。」
  • 「5.ハンガーにかけて、陰干しで乾燥させます。」
  • 「早く乾かしたいからといって、直射日光にあててしまうと、色落ちの原因になります。」
  • 「ネクタイに頑固なシワができても、アイロンを直接当てるのはNGです。」
  • 「直接アイロンを当てるとネクタイは熱に弱い素材が多いため、表面が溶けてしまう恐れがあります。」
  • 「また、ハリやコシを持たせ型崩れを防ぐ役割をしている芯地を傷めてしまい、ネクタイを結んだときに立体感が失われてしまう可能性もあるため、絶対にやめましょう。」
  • 「その後、あて布をして直接プレスせずスチームを当てながらシワを伸ばしましょう。」
  • 「洗濯表示にはアイロンの温度の記載もあるため、アイロンをかける前に確認しておきましょう。」
  • 「シワが伸びたらドライに切り替えて、アイロンを浮かせた状態で熱を送り水分を飛ばします。」
  • 「自宅でネクタイを外したら、まるめて引き出しにしまわず、すぐに専用のハンガーにかけて、陰干しをしましょう。」
  • 「汚れが気になったときは、洋服用のブラシで、首元から優しくブラッシングしてください。」
  • 「また、お気に入りだからといって毎日つける人もいますが、3~4本をローテーションで使うと、ダメージを減らすことができます。」

ハイアール ネクタイって洗濯できる?自宅でネクタイの洗濯をするときの洗い方や注意点を解説(ハイアール LIFE STYLE、2024年4月24日)

帯が茶色のカードの色を変えた行は、ほかと違う指示(平干し、洗濯機を使う場合、40℃のお湯と柔軟剤、汚した直後にタオルを当てるか)です。しまい方も、AOKI は吊るすか丸める、ONLY は吊るしたまま(引き出しに入れない)と分かれ、ハイアールは外したら丸めて引き出しにしまわずハンガーに掛けます。P&G のマイレピはクリーニングミハシ代表の武内亮一さん監修の記事、ハイアールは家電メーカーの記事(全てのメーカー・製品に当てはまるものではないと注記)です。

ネクタイの洗濯・クリーニングのよくある質問

ネクタイは、どんな時・どのくらいの頻度でクリーニングに出しますか?

洗濯表示で水洗いできないネクタイは、AOKI(基本的にはクリーニング)・ONLY・ハイアールとも、クリーニングに出すよう案内しています。P&G のマイレピの記事(クリーニングミハシ代表 武内亮一さん監修)は、ネクタイの使用頻度が高い人には、家で洗うだけでなく2か月に1回程度クリーニングに出すことをすすめています。同じ記事では、家で洗える素材の場合でも、家で洗える汚れは変色していない透明な汗、日本酒など透明な水溶性の汚れ、ほこりまでで、油を含む汚れ(ラーメンのスープ・肉汁・ドレッシングなど)、色素の汚れ(コーヒー・しょうゆ・赤ワインなど)、汗や皮脂の黄ばみはクリーニング店でないと洗濯が難しい、としています。

ドライマークのネクタイは、洗濯機のドライコースで洗えますか?

P&G のマイレピの記事は、ドライクリーニングのマークが付いていれば洗濯機のドライモードで洗える、というのは誤りで、洗濯機のドライモードはクリーニングのドライクリーニングとは異なる、としています。AOKI も、ドライマークが付いたネクタイはクリーニングを前提としているため、家での水洗いは控える、としています。記号の意味は手洗い表示・ドライ表示のページで確かめられます。

柄物や色の濃いネクタイは、家で洗えますか?

ONLY は、柄物はプリントがはげたり、にじんだりするおそれがあるので洗濯NG、刺しゅうの入ったネクタイも洗濯は控える、としています。ハイアールは、シルクでなくても細かい刺繍の入った繊細な柄物は避けたほうがよく、柄物や細かい刺繍の入ったものはクリーニングに出す、としています。P&G のマイレピの記事は、柄物の中でも濃い色・蛍光色は色落ちしやすいので家では洗えない、淡い色は洗える場合がある、色の中でも青は色落ちしやすいとされる、としています。AOKI は、濃色や柄物は洗濯中に色が流れやすいので、洗う前の色落ちテストが欠かせない、としています。

公式資料の原文(21か所)
  • 「ネクタイはとても繊細なもののため、特にネクタイの使用頻度が高い方は自宅で洗濯するだけでなく、2カ月に1回程度クリーニングに出してメンテナンスを行うことをおすすめします。」
  • 「クリーニングミハシ代表 武内亮一」
  • 「変色していない透明な汗の汚れ」
  • 「水溶性といっても、自宅で洗濯できるのは日本酒など透明なものだけです。」
  • 「日常的にネクタイにつくほこり程度なら、自宅で洗濯しても大丈夫です。」
  • 「クリーニング店でないと洗濯が難しい汚れ」
  • 「例:ラーメンのスープ、肉汁、ドレッシング」
  • 「例:コーヒー、しょうゆ、赤ワイン」
  • 「例:汗や皮脂などのタンパク質汚れ」
  • 「「ドライクリーニングマークがついていれば、洗濯機のドライモードで洗える!」と勘違いしている人もいますが、それは誤りです。」
  • 「洗濯機のドライモードは、クリーニングのドライクリーニングとは異なるため、誤って洗濯機で洗うとトラブルの元ですのでご注意ください。」
  • 「また、ドライマークが付いているネクタイもクリーニングを前提としているため、自宅での水洗いは控える必要があります。」
  • 「柄物のネクタイも洗濯NGです。」
  • 「プリントがはげたり、にじんだりするリスクがあるからです。」
  • 「刺しゅうの入ったネクタイも洗濯は控えましょう。」
  • 「また、シルクではなくても、細かい刺繍の入った繊細な柄物のネクタイも避けた方がいいでしょう。」
  • 「シルク素材や柄物、細かい刺繍の入ったもの、水洗い不可の洗濯できないネクタイは、クリーニングに出しましょう。」
  • 「シルクなどのデリケート素材は、無理をせず部分洗いにとどめ、ポリエステル製ならば、手洗いで十分に対応可能です。」
  • 「柄物の中でも濃い色、蛍光色のネクタイは色落ちしやすいため、自宅で洗濯することはできません。淡い色は洗える場合があります。」
  • 「中でも青は、色落ちしやすいとされているため十分に注意が必要です。」
  • 「特に、濃色や柄物のネクタイは、洗濯中に色が流れやすいため、事前確認が欠かせません。」

P&G マイレピ ネクタイの正しい洗濯方法とは?/AOKI ネクタイの洗濯は自宅でできる?/ONLY ネクタイの洗濯はOKかNGか/ハイアール ネクタイって洗濯できる?

あわせて読む: スーツの洗濯方法/手洗い表示・ドライ表示/素材別の洗い方(絹・ポリエステル)/洗濯表示の読み方